藤谷康晴

藤谷康晴(DRAWINGMAN)
1981年3月11日生まれ。札幌出身・在住。ハイパードローイングと称した表現で作品を制作。
過剰な線描と色彩を用いて異形の存在を描く。描かれるものは有機的な生き物や風景、ハイパー大首絵など多種多様である。
平均値からずれる所、傾く所に認知すべき「存在感」が現れると考え、その「存在感」にこそ新しい創発があると捉える。
それは例えば、生物進化の過程の中で起こった遺伝情報複製の間違いによるたった一個体の突然変異が、新しい生き方をけん引していくように、過剰な傾奇者(かたむく者)が新しい価値観の鍵を握っているのである。
価値観の均質、情報の複製、選択の偏りが蔓延する現代に、間違いやずれ、異形を世界に提示し続ける。
アウトプットは展示やライブパフォーマンス、壁画など様々に展開。